【厚岸の極み】牡蠣とウイスキーの極上マリアージュ体験

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地元では「厚岸味覚ターミナル コンキリエ」として知られているこの町は、その名の通り、牡蠣をイメージしたユニークな建築が目を引きます。

厚岸湖と厚岸湾が隣り合うこの地は、豊かな森からの栄養と冷たい海水の恩恵を受け、絶品牡蠣の養殖に最適な環境なんだそうです。

そのため、年間を通じて、この地で育った濃厚な味わいの牡蠣を楽しむことができます。

この記事では、厚岸での私のグルメ体験、特に「オイスターバール ピトレスク」での牡蠣と幻のウイスキー「牡蠣の子守唄」の絶妙なマリアージュを詳しく紹介します。

厚岸町について

北海道の道東にある港町・厚岸町(あっけしちょう)。厚岸町は、アサリやサンマ・サケなど様々な海の特産品がある食の宝庫です。

その厚岸町にある道の駅がその名もズバリ「道の駅厚岸グルメパーク」、別名「厚岸味覚ターミナル コンキリエ」です。

コンキリエとはイタリア語で「貝の形をした食べ物」という意味。なので建物の外観は牡蠣をイメージした造り。

厚岸は全国的に抜群の知名度を持つ「牡蠣の町」なのです。

道東最強の牡蠣グルメスポット

この町には川の源流や湿原から集まった水が流れ込む厚岸湖と、寒流の影響から夏でも海水温が低い厚岸湾が並ぶので牡蠣の養殖にはとても理想的です。

森からの豊富な栄養分と低い海水温により成熟をコントロールしやすいことから1年中、牡蠣を味わう事ができるのです。

そんな「厚岸の牡蠣を思う存分食べたい!」と思い、迷わず目指したのが「厚岸味覚ターミナル コンキリエ」。

キリエはこの町の山海の幸はもちろん、幻のウイスキーまで味わえる「道東最強のグルメスポット」なんです!

釧路駅からJR花咲線の普通列車でおよそ1時間、降り立ったのは厚岸駅。

この町にやって来た1番の目的は牡蠣を食べること!

厚岸町内は特産の牡蠣を食べられる飲食店が色々ありますが、私が決めていたのは道の駅。

道の駅なのですが、鉄道の厚岸駅からも徒歩10分以内で行けるとてもアクセスが良い施設なんです。

丘の上に佇む厚岸味覚ターミナル コンキリエ。

厚岸産牡蠣の三本柱

建物の先に見える展望スペースへ向かうと、目の前に広がるのは厚岸湖と厚岸湾。

青い空と湖と海の絶景に思わず感動してしまいました。まずは1階の総合展示販売店へ…。

ここは特産品やオリジナル商品が並ぶ、厚岸の物産コーナー。

中でも人気なのが「金’s☆オイスタープレミアムシリーズ」です。

厚岸産の濃厚な牡蠣の煮汁を使った「金のかき醤油」、「金のオイスターソース」、そして「金のかき塩」の3本柱は、温度やニオイを気にする事がないので持ち運びにも便利です。

お土産として生の牡蠣はなかなかハードルが高くなりますが、この3本柱は旬の旨みを手軽にしっかり楽しめる逸品です!

厚岸の幸が堪能できるオイスターバー

そして今回ここにやって来た最大の目的は2階にあることです。

階段を登って左手にある「オイスターバー ピトレスク」。

生牡蠣はもちろん牡蠣を使ったピザやパスタなど厚岸の幸が堪能できるオイスターバーです。

店内に入ると、まず目につくのが氷の上に山積みされた牡蠣とアサリ。

厚岸はアサリの産地としても有名なんだそうです。

数あるメニューの中から私が楽しみにしていたのが「生牡蠣三点厚岸ウイスキーセット」の「牡蠣の子守唄」。

これは旬の「厚岸産生牡蠣」と地元の蒸留所で作られた「厚岸ウイスキー」のセットです。

厚岸がシングルモルトの聖地、スコットランドのアイラ島に似ていることから2016年誕生した厚岸ウイスキー。

そのアイラ島では生牡蠣にウイスキーをかけて食べる文化があり、牡蠣の産地でもあるといいます。

旨い牡蠣の産地には、旨いウイスキーあり!

様々な種類がある厚岸ウイスキーの中で、今回私が選んだのが「牡蠣の子守唄」。これはボトルでの販売は無し。

厚岸町内の飲食店でしか味わえない、まさに「幻のウイスキー」なんです。3つ並んでいる牡蠣はどれも大粒。

まずは何も付けずにそのまま一粒を口の中へ…。

ひと噛みした瞬間に口の中いっぱいに潮の香りが広がり、舌は甘味と旨味で包まれます。

そこに牡蠣の子守唄を一口入れればマリアージュ!

続いてレモンをたらして頂き、最後の3つ目はウイスキーの本場アイラ島の文化「生牡蠣に ウイスキーをたらして」口の中へ…。

幻のウイスキーとのコラボは、厚岸に足を運ばないと絶対に味わない旨さです。

厚岸味覚ターミナル コンキリエで味わえる至極の味わいの数々

「厚岸味覚ターミナル コンキリエ」には今回紹介したオイスターバーの他にも、併設されている魚介市場で買った食材を炭火焼きで楽しめるバーベキュー店もあります。

生簀に入っている牡蠣や活ホタテや活ホッキなど好きな物を選べるので、子供がいる家族連れでも楽しめると思います。

ちなみに魚介類が苦手な方も大丈夫です!

北見産の玉ねぎや網走産のジャガイモ、道東で育った豚のお肉など海以外の北海道の幸も味わえますので安心して下さい。

まとめ

私が訪れたオイスターバーでは生牡蠣はもちろん、自家製生地と北海道産チーズそして厚岸産牡蠣を焼き上げたオイスターピッツァや、厚岸産アサリがたっぷり入ったスープパスタも絶品です。

厚岸ウイスキーも子守唄の他に8種類メニューにありますので、食好き・お酒好きにオススメスポットです。

町を一望できる高台にあるコンキリエ。

さながら一幅の絵のように茜色に焼けた厚岸湾は訪れた人々の心を魅了する絶景スポットでもあります。

美食家にはたまらないスポットなので、もし興味があれば是非ここでしか味わえない牡蠣料理を堪能してみてくださいね!

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